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自己実現と鴨


5時前に目が覚める。

通常なら、また寝る。

けど、今日はつれあいが仕事で6時半には

出勤するらしい。

げっそりしていたので、

お弁当作るけ、グレープフルーツもつけるけ。

と、こだらかしたのが昨夜。


息子もお弁当だし、娘も簡単なものは用意せねば。

私も1日仕事なので。


6ぎ過ぎ、一通り作って、コンちゃんの散歩へ。

この時間帯は、朝の静けさもあり単に湿度が高いとは違う

しっとり感があって好きだ。


静寂の中の散歩中、

バタバタと飛び立つ鴨らしい鳥。

ずっと、バタバタ羽を忙しそうに動かしている。

対してシラサギらは、飛び始めこそ忙しそうに羽を動かすが

空中に上がれば優雅に気流にのりスイーって感じで優雅に舞っている。


ああ、シラサギのごとく優雅に舞いたいものだ。

けれど、今の私は鴨。

何がそうさせているのか。


その答えかもしれないことが載っていた。

「草むらにハイヒール」 小倉千加子 いそっぷ社

本の後半

『自己実現の欲求』がない母親に


・・・家族を女手一つで養う仕事なら仕方ないが、

「自己実現のための仕事」のために家族の食事を作らないことには

子どもから激しい抵抗がある。

子どもにとって一番安心できるのは、母親に

「自己実現の欲求」のないことなのである。


ワークライフバランスかなあ。

うーん。

こんな、文章もある。


家族機能の崩壊は一言でいえば、食卓の崩壊。(孤食と外食の進行)

に他ならない。

誰かが供食の食卓を準備し続けることで

家族の機能は維持される。


なんか、散らかっていた思いが

こころのタンスにしまい込まれるように

すっきりした。


で、私はどうしたいのか。

一番下の娘は10歳。

あと、2年と半分で小学校を卒業する。

そこまでは、

「自己実現の欲求」を少し抑え気味かなあ。

以降はだんだん逆転させていくかなあ。


仕事も母親も・・というのは、

不器用な私には、ちとハードルが高い。

そして、できないことにイライラするだろう。

かの有名なターシャも自分の家を建てたのは56歳。

私にはあと、5年もあるではないか。

大丈夫、あせるな、

しいては事を仕損じる。


ちなみに今日はおばあさん特製のマーボー。

なんでもマーボーなので、さて今日は何が入っているやら。

1週間に一度くらいは、頼んでもよいルールを決めている。

そろそろ、かな?


*おみなえし

女郎花と書くこの花。

女郎のイメージが悪く、

何かかわいそうな物語を

連想していた。


が、違った。

「女郎(じょろう)」は本来貴族の令嬢・

令夫人を称するらしい。

まあ、そうか。

50年近く勘違いしていたな。








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