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村田ワールドにはまっています。

雪起こし?

早朝に、ゴロゴロと雷鳴がとどろく。


さてと、起きるか。

オープン ザ カーテン

おお、一面の銀世界。


おかーさん、すっごいふったなあ。

口唇ヘルペスは3つにとどまり、

寝起きは悪くない。


やっぱり、クジはおそいな。

キョウはもうちょっとはやくねるわ。

機嫌も悪くなさそう。


梅昆布おにぎりと、

豆腐の味噌汁をお腹に収めて登校。


昨夜、村田沙耶香さんの「生命式」を読み始めた。

 12個の短編が入った本だった。

その中の『魔法のからだ』 を読む。

『・・・私たちの快楽は私たちのもの、

あなたたちの快楽もあなたたちのもの、

私たちは私たちの快楽を発見する、

快楽を裏切らない、

私たちは私たちのからだを裏切らない・・・』

 

14、5ページの小さな物語。

主人公の14歳の友人は同級生のいとこと

セックスを経験している。

その、友人誌穂の言葉が上記。


『…抱き合っているうちに、彼の皮膚の内側に

いきたくなったの。それだけ。』

14歳の設定なのでだいたい中学2年か。

うーん、14歳かあ・・・。


物語は、セルフプレジャーについても

ロマンティックに展開していく。

淡々とつむがれ、宇宙的な世界への

つながりを連想させる結末だった。


村田さんの作品は奇想天外。

こと、生殖に関しては面白い。


例えば人工授精で、子供を産むことが常識

となった世界。夫婦間の性行為は近親相姦と

タブー視されやがて世界から家族が、セックスが

結婚が消えていく・・・「消滅世界」


もうひとつ。

死んだ人間を食べながら、男女が受精相手を探し

相手を見つけたら2人で式から退場してどこかで

受精をおこなう生命式がスタンダードに

なった世界・・・・「生命式」


読むたびに、ほお~っとうなる。

読後の余韻が半端ない。

村田さんの全読破をめざそうか・・


降り積もる雪の中、

活字の世界にどっぷりつかろうと

思う。

・・除雪車こないとでれないので。


夕飯

お好み焼き

わかめスープ


*散歩

こんちゃん、喜んどったな。

足跡のついてない雪の中に

ずんずん突き進んでいた。

寒くて・・でもやっぱきれいだな。





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