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AV パート2

快晴。

空気はこんなにクリアなのに、心は晴れない。

起床時間がつれあいとずれて、私が遅かった。

早く起きたほうが洗濯まわして台所をこぎれいにするという、

暗黙のルールを無視したのだ。

鳥大まで(用事)いったが、生き帰り何も話さず

私は無心に本をよみ、疲れたら寝てを繰り返した。


口を開けばガラスのような言葉の暴力がでそうなので、

無口を貫いた。

同じ空間を共有しているのに見えない壁がある事は

なかなかしんどいものだった。

まあ、いい。。

この状況に疲れたら、(どちらかが)

修復するだろう。たぶん・・・。


昨日の続き。AVの社会学。

一気によみすすめた。

結果、2つ思った。

・「性の商品化」「身体を売ること」には中毒的な部分がある。

その中毒性のひとつに「短い時間でたくさん稼げる」ことがある。


・なんで饒舌に話すのか

繰り返し語ることで、AVという仕事への意志や動機、やる気を獲得していく。

まあ、要は肯定的に自分は思いたいってことかな。

社会的にはおおっぴらにできないけど、でも仕事として必要とされているんだぞ。

売るだけが問題じゃない。買う人がいるし、自分は求められているんだと。

語れば語るほどモチベーションアップにつながるんだろうな。


読後、爽快感なく、疲労感あり。

なんかしっくりこないので、参考文献にあった

内田樹(2004)「セックスワーカー「セックスというお仕事」と自己決定」を読む。

ちょっと長いけど引用する。


『身体には固有の尊厳があると私は考えている。そして、身体の発信する微弱なメッセージを聴き取ることは私たちの生存戦略上死活的に重要であるとも信じている。

売春は身体が発する信号の受信を停止し、おのれ自身の身体との対話の回路を遮断し、「脳」の分泌する幻想を全身に瀰漫(びまん)させることで成り立っている仕事である。

そのような仕事を長く続けることは「生き延びる」ために有利な選択ではない。』


前後を省略したので、詳しく知りたい方は検索をおすすめする。


手ごわいな。脳。

こりゃ、やっかいだな。


身体性。

好きな部類。

私たち助産師は女性の身体性を最大限にアップしていいお産に持っていきたい。

身体からのメッセージって好きなワード。

内田さんのいうこと、うなずける。


夕飯を食べ自室に引きこもる。

つれあいとの気まずい雰囲気に疲れてきた。

けど、話すのも面倒。

さっさとお風呂入って寝よう。

では、おやすみなさい。



*クレソンの花。

 前の川に群生しているクレソン。

 台風の大雨で一掃されても必ず復活する。

 冬場、緑ものがない時重宝した。

 サラダ、すーぷ、ナムルと多様に使える。

 

 花もかわいくてアリッサムみたい。

 花瓶にいけてみようかな。

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