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知ることの覚悟










先日、フェミニンケアのため

南部町までドライブ。

三朝→蒜山

高速を使わず花回廊を横目に

美味しいジェラート屋さんに向かって

ひた走った。


雲一つない秋晴れ。

白く衣替えした南大山が

デンっとそびえていた。


この空のように自身のこころも

澄み渡ればいいのになあ。

・・・けど、これを聞いてしまっては

できない。


ガザ

パレスチナ

ハマス

イスラエル


しきりに、くどいほど

ニュース、新聞でこれらの単語が流れる。

遠い国の話で、

自分には関係ない。


けど、気になる。

知りたい。

と思って、ユーチューブで検索。

ドライブ中はしっかり

誰にも邪魔されずに聞けるので

聞いてみた。


キーワード入力。

あるわあるわで、

とりあえず岡真理さん(早稲田大学の偉い人らしい)

の講演を聞いた。


まじかよ。

やばくね。

これって、ほんと??


イスラエルという国の成立や

それを応援した国や思想。


世界から黙殺された国。

それがパレスチナ。


ただ、報道の仕方は国によってさまざま。

どちら側につくかで

メディアの取り上げ方は違う。


ここまで人間は残酷になれるのか。

人間でいることが嫌になるほどの内容だった。

知ることは、つらいし覚悟がいる。


アパルトヘイト。

民族浄化作戦。

ジェノサイド(大量殺りく)


聞き慣れないこれらの言葉を

繰り返し使いながら、

全身全霊で言葉を振り絞るように

発する岡さん。

彼女のの声がビシバシと

胸に響く。

響くっていうよりパンチが飛んでくる感じかな。


聞きながら、

彼女のすごさと

同じ人間の卑劣さと

なんかぐちゃぐちゃになって

泣けてきた。


なんて国だ。

体の底から、本当にそう思った。

そしたら、続く講演に

またまたがけ下に突き落とされるようなお話し。

(男のどっかの教授らしい人)


霧社事件。

日本の植民地支配下で起こった

台湾での事件。


ここではイスラエルと同じことを

かつての日本はやっていた。


初めてこの事件を知り、

今海の向こうで起こってることは

決して他人事ではない。

そう、突きつけられたような気がした。


そういえば

福田村事件。

悪意ある流言飛語によって

9人の日本人が日本人によって虐殺された事件。


この事件の背景には国を挙げての

朝鮮人への差別や偏見がどす黒く渦巻いていた。


沈黙は共犯

もう知らないなんて言い訳は通用しない。


岡さんはそう、訴えていた。

私一人に何ができるのか。

無力感にさいなまれるけど、

まずは正しく知ること。

そこから始めたい。


はるか遠くパレスチナの地で

壊れた家、血が流れる日常。

寒くないだろうか。

食べるものはあるのだろうか。

そこに暮らす人々は

空を見上げて何を思っているのか。


停戦合意が永久に続きますように。


夕飯

おばあさんのすき焼き風の煮物。

・・・数日前にすき焼きをした。

なんで??私に対抗??

と思いながら一口食べると

美味しかった。こんなすき焼きもいいな。

素直にそう思えた自分に驚いた。



今回も最後まで

お読みいただきありがとうございます。

暖かくゆるりと、お過ごしください。

まずは自身の平和から。




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