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宿題


やばい、5時半だ。

娘を起こさねば。

昨夜、やる気がしない。

絶対、何があっても起こしてよ。

と、ベッドにゴーした昨夜。


不機嫌そうな顔。食欲もないと。

はきけが、頭が、・・・

お母さんしごとかあ。

こりゃ、宿題だな。と、直観。

出来てない宿題を全部ださせた。

プリント数枚。

表と裏がある。

まじかよ、この量。


先日休んだ分のプリント達は、

先生が「やめましょうか?」

といったのに私が

「ユーチューブみてるくらいなので

このプリントやらせます。」

といって持ち帰ったもの。

・・・後悔。

断ればよかった。


仕方ない。

私もやろう。

で、算数のプリントと格闘。

3桁を2桁で割るもの。

計算機は使えない。

なぜなら式をかかんといけんので。

4年生の算数恐るべし。


ああ、この忙しい時に。

ちょっと、お父さん手伝ってよ。

つれあいは猫の足が褥瘡っぽくなって

ゲンタマイシンっていう抗生剤の軟膏をぬって

包帯巻いてで忙しそう。

おしっことうんちも手動なので、バタバタ。


大丈夫。

おかあさんも、あんたの字に似せて

かくけ、プリント2枚はするけ、

あんたはとりあえずこれだけやんない。

おにぎりを4個を用意して食べながら、

短時間の勝負。


娘は、なんやかんやいいながら

おにぎり3個食べ、具だくさんのみそ汁をのみながら、

いそしんだ。


出発の時間になった。

出来てない。

先生も、だしたの忘れとるよ。

と、希望をもって娘にいう。

ホワイトボードにプリント○○さんって書いてあるもん。

そこまでするなよ。

といいたいけど、仕方ない。


私の頑張りをみてか、

何とかなるって思えたのか、

よくわからんけど、

娘はでていった。

ああ、よかった。


つれあいが小さい頃、

夏休みの絵を描く宿題を

父親が描いていたと聞いたとき、

ばっかじゃない、親ばかだよ。

と、あきれたように言い放った自分を思い出す。

私もだな。


これまでは、宿題してないのはあんたのせいだけ

しらんよー。

勝手に怒られてくれ。

で、通していたが、

そのせいで学校に行かないとなれば、

私も仕事がしにくい。

娘のモチベーションを低下させることなく、

学校に行ける。

そのための手段としての私のおせっかいは

決して肯定できるものではないだろう。

けど、まあいいじゃないか。


これから、もし娘が行きたくないと

言い出したらどうしようか。

まっ、その時に考えるか。

そういえば、上の子たちが3,4年生のころ

私が休みの日は、給食前に帰らせて(病院とかいって)

ご飯食べに行ってたな。

また、復活しようかな。

とってもいい加減なお母さんです。


*きんもくせい


我が家玄関にある

きんもくせいの大木。


甘いけど重くない、

さっぱりとした、

さわやかな感じとでもいう

芳香は100種類くらいの成分が

入っているらしい。

嫌いな人っているんかなあ。

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