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3・11におもう

おはようございます。

快晴。

でも、息が白い。

足元に広がる霜の花を眺めつつ、手をつないで娘をバス停に送る。


一番下の娘は今年の4月で10歳になります。

10年前の今日、こたつにあたりながらぼーっとTVを見ていました。

突然画面が切り替わり震災のことを伝えました。

画面に繰り返し映し出される見たこともないような映像に

目を疑いました。

たくさんの命が津波にのみこまれました。

そして、原発の問題が取りざたされました。

あれから、10年たつのか。

娘の成長と共に震災は経過していきます。


たくさんの命が一瞬にして消えてから、1か月と少し経った頃娘はうまれました。

私はこれまで、命の力強さをたくさん見てきました。

けれど、このような理不尽な死を目の当たりにするたびに

命のはかなさを感じずにはいられません。そして、残された側の切なさを思うと

胸が締め付けられます。


午後2時46分。TVにあわせて黙とうをしました。

亡くなったかた、残った方、被害にあわれたすべての方のことを思うとき、

生に対して、死に対して素直にこうべを垂れるしかないと思います。

地球にしてみれば、しゃっくりしたぐらいの揺れでも人間世界にしてみれば

未曾有の大惨事。


生きること。死ぬこと。

真摯に考えた1日。

さあ、明日も手をつないでバス停まで行こう。合掌。



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