こんにちは。
3月はさよならの季節。
始まりの季節を前に1年を振り返ってみようかなと思います。
とりあえず、今日は「性のお話」の振り返り。
様々な方を対象にお話ししてきました。
お母さん、保育園児、小学生、中学生、高校生、大学生 聞きたい人には多かれ少なかれ話してきました。ダウンちゃんのお母さんの集まりだったり、様々な場所に顔をだしました。
面白かった。たくさんのいろんな人に会って話して、気づいて、学んだ1年でした。
圧倒的に多いのは思春期の学生さん。
講義の中でいろいろ質問するんですよ。
なんで、ペニスは長いと思う?おしっこするだけじゃ、長くなくてもいいよねえ。
しばらくこそこそグループワーク(勝手に)。
手を挙げる男子生徒。はい、どうぞ。
しこむためです。(会場ざわつく)
(ほお、そうきたか)そうだなあ、間違ってないな。しこむ・・かあ。(味噌や醤油じゃあるまいしねえ)もっといい言葉があるよ。届けるってのはどう?
じゃあ、なんで、届けなくてはいけないの?
沈黙・・・
数十億年前この地球に命がうまれました。初めにどこで命はうまれた?
これって、何?関係あるの?そんな不思議そうな学生たち顔がちらほら。
(これからの展開を詳しく知りたい方は連絡してください。)
こんな感じで展開すると、性=いやらしいもの。エッチなこと。だけじゃなくって、性の新しい側面というか、性と命のつながりに気づかんかなあ。
それから、
多くの学生さんから感じる性のイメージが、悪すぎ。
嫌悪したり、にやにやしたり、・・・なんで?
いっぱい理由はあるだろうけど、周りが隠す、タブー視する空気感を醸し出し、
あるものをなかったことのようにしてるような気がする。そして、様々な情報からも
影響を受けていて、メディアリテラシーもからんでいるような。
10代の中絶に何回も立ち会ってきましたが、その時いつも思ってたことがあります。
これは、大人の問題だ!ということ。
ちゃんと教えない社会の問題でもあると思ってました。
子どものために性教育を・・・という声を聴きますが、
まずは大人がアップデートしてほしい。自分の身体や、パートナーとの関係性を見つめなおす作業が必要じゃないかな。
また、いろいろな性教育形態があるけど、対話型の授業が私は好きです。
一応、この時間はここを押さえるっていうのはあるんだけど、
聴くだけ、しゃべるだけって面白くないよなと思って。
インプット、アウトプットがあって、その時に感想文もいいんだけど、
声が聴きたい。声のアウトプットをどんどんしてほしいし、できる授業構成があれば
いいなと思っています。ある短大は講義後グループワークをして学びを深めていました。
最後に、講義で訪れた看護学校で、病院勤務時代にヘリ搬送で空を飛んだ妊婦さんが、看護学生さんとして机に向かっていたのにびっくりしたことがあります。よっしゃー!このおばさんも頑張る!!と勇気をもらいました。
長くなってきたのでもう終わります。というか終わりたい。頭を使うと腹が減る。
さて、今夜は何にしよう。
昨日の肉じゃがが残ってるので、少し甘めにしてチーズを足してオムレツにしよう。
前の川からクレソンとってきて、つけあわせにしよう。
長々と読んでいただきありがとうございました。またあした。
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