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執筆者の写真まきたひさこ

かわいい。

青い。

久しぶりに快晴。

だけど、起きたのは9時半。

9時前に娘が布団に入ってきて読書は中断した。

今、ジェンダー論について読んでるので、

「女の子でいいなあってことない。得したこととか。」

「かわいい服が着れるし、可愛いものがもてる。赤ちゃんも産めるしな。」


「女の子で嫌だなあってことや、損したこと、ないか」

「目が二重でかわいくなかったら、もてんしなあ・・・。

でも、もてんでいいわ。別に。」


なんて、朝からごそごそやってるので、つれあいはそそくさと階下に行ってしまう。


面白い。今はそんなふうに思っているのか。

かわいい・・・については、

『ところで「かわいい」とはどんな価値でしょうか?』

と、東大入学式で上野千鶴子が放った弾丸を思い出す。

自己実現としての可愛さでなくジェンダー的な可愛さ。

誰かのための可愛さであってほしくないなあ。


赤ちゃんを産める・・・正直嬉しいな。

自分をやや肯定されているような気持ちになる。

けれど、あとでくぎを刺しておいた。


赤ちゃんを産むことは確かに女の人じゃないとできんよ。

でも、育てるのは女の人じゃなくてもいいよ。

いっしょに育てていく人と決めたらいいよ。

その時に、我慢しない。

ちゃんと、話さんといけんよ。

お母さんも、お父さんもみんなが手伝うよ。


母性神話が社会のいいように使われたり、3歳児神話が

いいとこどりされたり。


女性史に目を通せばいいように翻弄された歴史が見えてくる。


もはや・・・ではじまる、茨木のり子 「倚りかからず」の詩の中に

・・・・じぶんの耳目

    じぶんの2本足のみで立っていて

    なに不都合のことやある

    

    倚りかかるとすれば

    それは

    椅子の背もたれだけ

自分の頭で考える大人になってほしいな。


さあ、今日は草刈り機デビューだ。

そして午後からはプール。


洗濯物はつれあいが静かに干してくれている。

私は、気ままに寝た時の格好でパソコンに向かっている。

娘はつれあいの分もパスタを作ってくれた。

いいんじゃない。

これも。

と思っている。




*あざみ

アザミ嬢のララバイがあったよな。

中島みゆきの。


瑠璃玉アザミはブルーのさっぱりした花。


コンちゃんの散歩でよく見るアザミ。

この色も、なかなかない。


葉がとげとげしてるけど

活けるのも好き。


どうも根はヤマゴボウとして

食べれるらしい。


今度掘ってみようかな。




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