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ムスコの言葉(1/4分)

なんで、正月に旅館にきて泊まるだろうか。

俺にはわからんわ。


温泉街に住んでる息子はそう、言い放った。

先日の夕飯時のことだ。


はあ、お母さんだって

正月くらい何にもせずに

ゆっくりしたいわ。


そういいかえすと、

黙ってしまい、

そばにいたつれあいに

矛先はむいた。


ほんと、ゆっくりしたいわ。

と、鋭い目つきでもう一回ゆっくりリピート。


すると、

ちぇっ、じゃあゆっくりすれば

いいがん。

うるせーな。


これで火ぶたは切られた。

そうか、そうくるのかと

戦闘態勢にはいった。

けれど、声をだして罵り合うような

そんな派手な喧嘩はしない。


その言葉を深くかみしめた。

結果、その空間から離れろ。

ということになり、

明朝早くから家をでた。

(それは前日のブログを参照)


そして、時間とお金を自由に使いながら

考えた。

そうか、そうだよな。

わたしもゆっくりすればいいだん。

バタコになるなよ。


でも、1年の締めくくり、

少しでもきれいにしたい。

みんなで住んどる家だけ、

みんなできれいにするべき。

これはゆずれん。


けど、料理は私の自己満足なんで

どこまでするかは時間次第。


今年は30、31と仕事だったので

事前に準備はしたけど、

バタバタだった。

ならばそれにみあうようにしか作れまい。

仕方ない。

ゆっくり・・・はワタシにも原因がある。


時間はヒトを鎮静化させる。

そして、一人になれる時間は冷却装置。

それをもってしても、

ひっかかることがある。


ムスコの言葉だ。

それは、

おれ、食べる人。

あんた作る人。

彼の言葉の背景に

こんな図式がみえたこと。


お母さんの手料理。

うん、そりゃ美味しいもん作って

いっぱい食べさせたいよ。

これまではそれが母のあるべき姿だと思っていた。

今だって時々はそう思うよ。


けどもうそろそろ、そんな母役割から

卒業したいなと思うようになった。


別にお父さんの手料理でも

いいじゃないか。


献立、買い物、料理、後かたずけ。

これら無償の家事代行サービスは

そろそろ、疲れてきた。


けど、長年しみついた

私の役割を皆が期待してるし、

私もつれあいの作ったご飯を毎日食べるくらいなら

(時々ならいい)

自分で作りたいと思ってしまう。


それに、ゆっくりするために、

スーパーで買った総菜がテーブルを

占めるのは経済的にも健康的にもノーサンキュー。


だめだ。

これじゃあ、変わらんがな。

これまでと。


戦略。

私の幸せ戦略を考えるしかない。

落としどころを

どこにするか。


なんか、延々と考えてたら

時間もそれなりにたって

お昼になっちゃったので

いったん休憩しようと思う。

掃除でもすっかな。


この頃、何気ない

これまで聞いてきたはずの言葉に

あれっ・・

まてよ・・

ええっ・・

そう思い始めたのは歳のせいだろうか。

いいや違う。

やっと、世の中の仕組みがみえてきたから。

そう思いたい。


夕飯

ムスメのオムライス

味噌汁












*もちの炒め物


ヒット作。

ムスメ用にはちいさくした餅を

小松菜、えのきハム、チーズで

炒めた。

味付けは醤油だけ。

わたしのはハムチーズ抜きでやってみた。

餅消費に貢献できそうなレシピ。

バージョンを変えてやってみよう。

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