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ミソジニー

そうですよ。

鳥大の農学部。

兵庫出身。

共通点なんですよ。

めっちゃ、いやだ。


となりの学生と

セクシュアリティや差別の話をしてた時に

杉田水脈議員の話が出た。

その時に彼の口から出た言葉たち。


気の毒極まりない。

まあ、私たち鳥取も無関係ではないので

責任はあるけど。 (比例で中国ブロクなので彼女の名前を書くのでなく

自民党と書けば彼女が当選する仕組み)


彼女の暴言はいろいろあるけど、

なんでこうも女性をいじめるのか。

自分も女なのになんで。

ずっとひっかかっていたことの

答えがここにあった。


女嫌い ニッポンのミソジニー 上野千鶴子


ミソジニー。

男にとっては「女性嫌悪」

女にとっては「自己嫌悪」

と表紙にかかれたこの本は、

10年以上前に書かれたもの。


なんどかつまみ読みしてたのに、

改めて読み返してみた。

なんど読んでもパンチ力が半端でない。

さすがだ。

上野さん。


その中の

14 女のミソジニー/ミソジニーの女の

冒頭部分。

『女がミソジニーを自己嫌悪として経験しないですむ方法がある。

それは、自分を女の「例外」として扱い自分以外の女を

「他者化」することでミソジニーを転嫁することである。

そのためには2つの戦略がある。


一つは特権的なエリート女、男から「名誉男性」として

扱われる「できる女」になる戦略。

もう一つは女というカテゴリーからドロップアウトすることで

女としての値踏みから逃れる「ブス」の戦略である。』


特権的なエリート女。

これだな。


要は彼女の口から出る

多くの差別的発言は

バックにいる多くの男たちの代弁なんだよな。


だからこそ、彼女は汚物のような

言葉をまき散らしながらも

代弁のご褒美に

総務大臣政務官の地位につける。


この構図が見えた時、

おおきなため息がでた。

なんだいや。

そんなに媚び売りたいのか。


でも、彼女は同性の女を

貶めて男に認められて

気持ちいいのだろうか。


わからん。

本当にわからん。


杉田議員が鳥大の農学部学生だった頃、

何を思っていたのか。

どうやって、あの発言ができる人間が

できあがってきたのか。


他人事ではない。

もしかしたら、私だって何かが揃えば

彼女のようになっていたかもしれないので。


その、何かをこれからちょびっと

調べてみたい。

でも、今日はもう寝ます。

おやすみなさい。


夕飯

おばあさんのおでん









*朝焼け


今朝鳥取に向かう時に

目の前に広がった空。

ラッキー。

車をとめてパシャ。

朝焼けかぁ。

久しぶりだな。

早起きのご褒美だな。






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