top of page

ばんざいがしたい。

左手があがらない。

せいぜい頑張っても

胸より少し上ぐらい。

ぴしっと、腕を耳につけることが

できない。


かれこれ、2か月は経過した。

こんな状態だが、仕事は休むことなく

こなせた。


日常生活では、

パンツを上げる動作や

腰、背中をさわることができない。

寝てると、とーきどき

これまで感じたことのない

どよーんとした重だるさを感じる。


この前、コンちゃんの散歩中

左手でリードを持っていたら

急にコンちゃんが走り出して引っ張られた。

その時走った肩への激痛はうずくまるほどだった。


俗にいう50肩ってやつだろうか。

ため息ため子だ・・・。


クオリティオブライフ。

生活の質は確実に低下した。

・・・が、生きていけないわけではない。


とは思いつつも、

こんな時は周りからやさしくしてもらいたいし、

肩から指先にかけてやさしく

マッサージしてほしい。


けれど、周りには極力このことは

話してないし、

これからも話すつもりはない。


家族ぐらいかな。

話したのは。


これまで、あまり医療に頼ったことは

なかったし頼りたくなかった。

けれど、これからは医療にも

お世話になるお年頃だろうか。


今はとにかく肩に関しては

安静第一。

湯治のように、風呂の時間を大事にしている。


歳をとるのは、

だんだん弱い立場になっていくということ。

少し前までは見えなかった風景が見えてくる。


そうか、こんなに心細いのか。

こんな声かけで天国のような気持に

なるのか。


転んでもただでは起きない

根性が一応まだある。

この体験から得られるものを自身の

活動に生かしていきたい。

・・なーんてかっこよく言いたいけど

正直そう思うことで自分を鼓舞している。


でも、だいぶ感じるものは感じたので、

もうそろそろ、

痛みよ、なくなっておくれ。


そうか、神様にお祈りし忘れた。

家族の平和が戻ってきたので、

もう一回みんなで手を合わせにいくかな。

しかたねーな。

って感じ。


夕飯

揚げだしどうふ

きのこあん

キムチのお汁

漬物









*風呂までの道にて


雲間から光がさして、

それが撮りたかった。

けど、うまく光が見えない。

行く手に見える光は希望。

そんな思いでのドライブにて。






閲覧数:15回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page