昨夜の就寝は1時。
かつての勤務を思い出した。
今朝もすごい風の音。
音が耳についてしまい
7時に起床。
家があってよかった。
こんな風でも吹き飛ばされることなく、
音をききながらも、
あったかくして眠れる。
そして、窓の外を眺めながら
こうやって好きなことができる。
家ってすごいと思った。
自室のわたしの机。
ここから眺める外の景色は、
ものすごくありふれている。
けど、季節の移ろいを感じられ満足している。
これまで茶色と緑の世界だったけど、
椿のピンクやモミジの赤い木や、
サクランボの淡いピンクが
楽しめるようになってきた。
ずいぶん前の国語の教科書に
染色家の志村ふくみさんのことが載っていた。
目と心が吸い込まれるような桜色のルーツは、
花の咲く直前の樹皮からとりだしている・・・
確かそんな内容だったような。
花の咲く前に桜の木が全身全霊で、
色を作っている。
桜に限らずどの植物にとっても
色を作り出すことは命をかけることなのかも
しれないなあ。
以前使っていた布ナプキンは、
玉ねぎやヨモギで染められていた。
自分ではしない(染めを)けど、
なんとなく体によさそうかなと思い使っていた。
今思えば、
草木の命である色を布にまとい、
自身の体を守ってくれていたような気がする。
裏庭に、大きな樹齢3桁にちかい朴木(ほうのき)がある。
このたびの大雪で枝がおれて、始末に
苦労している。
朴葉焼きという料理があるくらいなので、
きっと枝じたいもいい匂いがするのではと
枝をポキット折って匂ってみた。
大正解。
私はアロマオイルを常備していて、
好きなウッディ系オイルに、
シベリアンファーがある。
そのにおいと朴の木は似ていた。
何本か自室に運んでみようか。
そしてぽきぽき折って、においを
楽しもうかなあ、と嬉しい計画をたてた。
目の前のモミジはつれあいが小さいころに
すでにあったと聞いているので樹齢50年以上だとおもう。
そして、私も50年生きてしまった。
昔なら死を覚悟する年齢らしいが
今は人生100年といわれている。
残る後半戦をどんな色合いにしていくか。
草木のように、地味でもいいので
かすかな芳香と深い色合いをあわせもった
おばちゃんになりたいなあと思う。
・・・おばあちゃん?
夕飯 ひいおばあさん
お肉の煮物。
ホタテ入りもずく
キウイ、リンゴ
昨日の味噌汁
*刻んだねぎ
刻んでおく。
それだけで、安心する。
緑がない時に。
茶色の料理に。
チキンラーメンの上に。
パラっとすればいい。
少し日数たてば、
醤油を注ぎネギ醤油へ。
重宝してます。
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