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執筆者の写真まきたひさこ

冒険家

快晴。

5時過ぎに朝焼けがみえた。

5時半まで布団でごそごそ。


今日は暑そうだから6時半頃、

コンちゃんの散歩。

帰宅すると、洗濯物が干してあった。

ありがとうとラインすると、

いかにもそれは私の仕事のようなので

あえてするのはやめた。

けど、今は

ありがとう、これからもお願いします。

とラインしとけばよかったなあと思う。

こういう微妙な駆け引きが

まだ下手くそだ。


午前中は、シソ味噌作りにいそしむ。

青じ、みそ、黒砂糖、みりん、酒、クミン、ターメリック、ゴマ、梅ペースト

思いつくものをこれでもかと鍋に放り込み練り上げる。

できた。オッケー。いい感じ。

今回はこの味噌を青じそでまいてあげ焼きにした。

とても地道な根気のいる作業で午前中は終わった。


午後からの仕事は終わり、

帰宅後ひと休憩。

だいぶ昔の本をてにとる。

「いま家族とは」鶴見俊輔 浜田晋 徳永進 春日キスヨ 岩波書店


そして冒険。偉大な冒険とは、同じ顔の中に日ごと見知らぬ者が現れるのを

見ることだ。

・・・50年60年、見慣れていると思っている妻の顔の中に刻々と新しく

現れる表情を見て取ることができれば

それは偉大な人ですね。冒険家です。  (鶴見俊輔 そのほかの関係より)


たかだか、20数年しか付き合っていないけど、

確かに、加齢や環境でパートナーの新しい側面をみつけることがある。

嬉しい発見もあればそうでないときもある。

未開の地を草をかき分け進むだけが冒険でなく、

地味にひっそり送っている生活の中でも、冒険はできるんだなあ。

面白いと思った。


家族ってなんだろうと思う。

家族の中での私っていったい何だろうって思う。

分からないこと、言葉で説明できないことが多くって、

本を読む。

けど、本を読むとまたわからん。

でも、少しずつだけど固定化されていた思いから解放される。


別に家族に縛られてるって思わんけど、

時に縛られ、縛りあってるのかも。


この本がでた1999年頃

徳永先生はまだ日赤の内科部長をしていた。

懐かしき今は亡きわが母校。鳥取赤十字看護専門学校。

劣等生だった看護学生の私は徳永先生の講義を受けた。

ひょろっとした、風船みたいなふわふわした感じの先生だったな。


さて、夕飯は

上記の味噌を使ってナス、ピーマン、、玉ねぎ、肉を炒めた。

みりんで少し味噌をのばして。

トマト、キュウリのつけもの、貝の煮つけ。



*クレオメ

1年草で育てやすい花みたい。

だけど、以前種からトライしたけど

全然だった。

花自体は1日花。

けれど、つぼみがたくさんあって

次々と咲いていく。

おしべとめしべが長く蝶が舞ってるように

みえるらしい。

好きな花の一つ。いつかまたトライしたい。








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