おはようございます。
快晴。
でも、息が白い。
足元に広がる霜の花を眺めつつ、手をつないで娘をバス停に送る。
一番下の娘は今年の4月で10歳になります。
10年前の今日、こたつにあたりながらぼーっとTVを見ていました。
突然画面が切り替わり震災のことを伝えました。
画面に繰り返し映し出される見たこともないような映像に
目を疑いました。
たくさんの命が津波にのみこまれました。
そして、原発の問題が取りざたされました。
あれから、10年たつのか。
娘の成長と共に震災は経過していきます。
たくさんの命が一瞬にして消えてから、1か月と少し経った頃娘はうまれました。
私はこれまで、命の力強さをたくさん見てきました。
けれど、このような理不尽な死を目の当たりにするたびに
命のはかなさを感じずにはいられません。そして、残された側の切なさを思うと
胸が締め付けられます。
午後2時46分。TVにあわせて黙とうをしました。
亡くなったかた、残った方、被害にあわれたすべての方のことを思うとき、
生に対して、死に対して素直にこうべを垂れるしかないと思います。
地球にしてみれば、しゃっくりしたぐらいの揺れでも人間世界にしてみれば
未曾有の大惨事。
生きること。死ぬこと。
真摯に考えた1日。
さあ、明日も手をつないでバス停まで行こう。合掌。
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