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執筆者の写真まきたひさこ

鳥大のセミナー

6時。

目が覚めた。

枕元にあった本(季刊セクシュアリティ)を読む。

気が付いたら8時半。

そろそろ、腰が限界。

寝て読むのは難しい。

で、起きる。


さあ、何をするか。

しばらく、ぼーっとする。

机に置かれた昨日の資料を手に取った。

なんで、土曜のせっかくの休みに参加しようと思ったのか。

オンラインでの参加もできたし、そのほうが楽だったけど、

直接聞きたいことがあったので足を運んだ。


とりだい病院倉吉メディカルセミナー  未来中心にて。


①「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)について 」      鳥取大学医学部附属病院 女性診療科 講師 佐藤 慎也 

 

②「それって泌尿器科? 知って治す尿失禁・頻尿・骨盤臓器脱」

   鳥取大学医学部附属病院 泌尿器科 准教授 本田 正史


③「成長の不思議にせまる」 

    鳥取大学医学部附属病院   小児科 教授  難波 範行


➃「うちの子、発達障がいかも?

      〜子どもの『育てにくさ』への対応〜」 

   鳥取大学医学部附属病院  精神科 助教 大立 博昭


このような内容で1時間半があっという間に過ぎた。


①についてHBOCは遺伝的要素が50%といわれている。

ということは、当然娘、息子もかかる可能性がある。

その告知をどのようにアプローチすればよいのか。

これがまずは知りたかった。

佐藤先生は、

まずはマイナスではなくプラスに捉えてほしいこと。

分かってるぶん対策もあるので。

また、知らせないほうがいいんじゃないかという

思いをもつ人もいるが、

何らかの形で教えてあげたほうが良いといわれた。

鳥大には遺伝子診療科や遺伝カウンセラーもいるので

相談してほしいと。

勇気をだして質問したが、真摯に答えてくださり

嬉しかった。


②は、この頃尿漏れ女性の声を聴く。

年齢を重ねるにしたがってその数は上昇していくようだ。

骨盤底筋体操は知っていたが、

簡単な尿道を支える手術によって劇的に改善することは知らなかった。

大きな収穫になった。


③は成長の不思議をやさしく丁寧に教えてもらった。

成長障害診療の基本は成長曲線らしく、

乳児訪問の際によくみるのでその大切さがわかった。


➃この先生は非常に魅力的だった。

なんというか、一生懸命というか素朴な人柄が伝わってくる。

発達障害をこの頃は凸凹と表しているが、

そもそも、障害なのか?

取りようによっては、個性であるが少数派であるため、

独特の生きにくさを抱く可能性があるようだ。

困った子は困ってる子なんだな。

精神医学は対人関係論らしく、

つながりの大切さを話され終わった。


うーん、大変満足。

知れば知るほど自分の無知を思ったけど、

世界は知らないことに満ちている。

まだまだ知ることができる。

そのことにワクワクしてしまった。


鳥大病院、なかなかやるなあ。

かなり、好感度アップ。

医療の進化にもびっくりだった。


さて、10時か。

とりあえず胃袋になにか収めよう。

栗バターをのせたパンとコーヒーでいいや。

まーだ、つれあいと娘は降りてこない。

まあ、いいや。

せっかくの休みだ。好きにしてくれ。

なんか、バラバラだけど夕飯はいっしょにとるのでよしとした。


*白いサルスベリ


さすが百日紅といわれるだけあって

かなり花期が長い。

花もふわふわしてて好きだし、

小花がいっぱい。

花瓶にさしても見栄えする。

まあ、難点といえばポロポロ

落ちて掃除がめんどいぐらい。

秋になったので、

そろそろさよならかなあ。

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