天高く・・。
秋だなあ・・。
気が付いたらコンバインで
稲刈りが終っていた。
ああ・・あの時が最後の草刈りだったんだな。
もうちょっと、きれいに
刈ればよかった。
少し後悔。
朝夕は涼しいというか、
寒いくらいになった。
人生の秋を経験してる私は
しんみり。
まあ、更年期のことをセカンドスプリングともいうので
言い方によっては春なんだけど、
まだ、春の気分じゃないわ。
1年が経過した。
本当に月経がなくなり、
血を見なくなった。
そうすると、あれだけめんどくさいと思っていた
月経が懐かしく思えるのだから
気分なんていい加減なものだと思う。
そもそもなんで、月経はくるのか。
その諸説は進化生物学という分野らしいが、
そのへんのところが今呼んでる本にあった。
ナタリーアンジュの
「嫌われ者ほど美しい」
その中では、人間の女は他の哺乳類の雌に比べて
性交の頻度が高いためセックスのよって
子宮が病原体に感染するリスクがたかい。
だから、月ごとに大掃除が必要だという説が紹介されていた。
ただし、この本は1998年の本。
進化生物学 月経・・で検索すると
ジェンダーサイエンス
「月経 苦しみとタブーの真実」にいきついた。
そこでは最新の知見が紹介されていた。
受精卵が子宮に到達して潜り込むと、
そこから貪欲に母の血管につながり栄養や酸素
をもらいはじめる胎児。
その時に、もし子宮内膜が薄いままだと、母親は、赤ちゃんの組織によって、
子宮の筋肉を傷つけられ、大量出血などを引き起こすかもしれない。
そこで母親が考え出したのが、
厚い子宮内膜で自分の体を守る作戦。
そうすれば、わが身を守りながらも、赤ちゃんにたっぷり栄養を与えることができる。
しかし、あまりに分厚くなった子宮内膜は、吸収することができないため、はがして外に出す、月経という仕組みができたらしい。
今は亡き月経。
あなたはほんとすごかったんだな。
生物が生きるために、命をつなぐために編み出した
システムって驚愕ものだと思った。
私はものすごくひねくれた人間なので、
よほどのことがない限りあまりヒトを信用しない。
権威や地位や権力のある人の
コトバや行動は特に。
けど、自分の中の神秘にはひれ伏すしかないし、
せっかく借りてるこのカラダを大事にしたいなと思う。
ちなみに、更年期のある生物は
くじらと人間ぐらいらしい。
おもしろいな。
なんでだろう??
そんなこと考えてたら、
しんみりがどっかにいってしまった。
夕飯
サバの味噌煮
玉ねぎとジャガイモとわかめの赤だし
カツオの角煮(もらいもの)
ラッキョウ、
ふかしいも
*ゲンノショウコ
こんなにピンクの鮮やかな
ゲンノショウコは見たことがない。
ここらへんで見かけるのは、
ほとんどが白。
これは昨日大山に行ったときに
見かけたもの。
芝生に負けまいと、
頑張って根を張っていた。
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