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執筆者の写真まきたひさこ

自分のことはじぶんで。・・・は正論なんだけど。

快晴。

降水確率0パーセント。

梅雨の晴れ間。

風はこんなに気持ちいいのか。


この頃、毎日仕事だったので働きすぎ。

今日は講座参加者もいなかったので、

ありがたく1日を使わせてもらおう。


へやの大掃除にとりかかるも、切り抜きの新聞記事に

目が留まる。

「自己責任」が弱めた共助。

1月31日の日本海新聞。


菅首相が国会で演説したのを思い出す。

「私が目指す社会像は『自助・共助・公助 そして絆』


この記事には、びっくりする内容があった。

「自己責任意識が強ければ強いほど、人々は市民社会に参加しなくなる」

2千人規模の調査を実施した結果の結論のよう。


人工妊娠中絶。

産まないことを選択した人。

彼女らに関わってきて、

あなたが悪いんだから仕方ないよ。

と思っている医療者は少なからずいるなあ、と感じた。

これも、自己責任論じゃないかな。

そして、大方の女性もパートナーに責任を求めるよりも

自分にその矛先を向けていたケースが多かったような気がする。


無防備に、もしくは避妊がうまくできなかった結果の予期せぬ妊娠。

両者に半々の責任があるのに彼女に向けられる視線はやさしくない。


子育てだって、

親ならこうしてあたりまえ。

するべき。

お母さんだったら、お父さんだったら。


まあ、こういったらきりがないけど。

まわりは、いろんなことを責任転換してくるなあ。

そして、その矛先がむけられたら守りにはいって

人のことなんか・・・ってなるんかなあ。

もしくは、ゆがんだ正義感?


そもそも、中絶に関して思うのはちゃんと教えてあげてない

大人や社会の責任でもあるはずなのに。

家族計画協会の北村先生は2回目からは医療者の責任です。

と断言しているのに。

ちなみに、1回目は誰だって失敗はする。仕方ない。

・・・と寛容なご意見。


自分のことは自分でしなさいよ。

ついつい、こんなふうに言ってしまう。

そうはいっても、できん時には手伝うよ。言ってな。と、

一言そえるか、余白を残したソフトな関係を紡ぎたい。


今、我が家の子供たちはそれぞれの道を歩んでいる。

やりたいように、思うようにやりすぎてあーあって子もいるし、

危なっかしい子もいるし、ほんとにハラハラさせられる。


こちらからの忠告は聞き流すときがほとんどだけど、

向こうから必要とされれば、いろんな形で手伝いたいなと

思っている。

それは、つれあいも同じきもち。


ただ、家族に頼れない人も必ずいて、

家族機能が破綻している場合もある。

ならば、そこに家族以外の共助・公助がいるよな。


別に、強くなくたっていい。

ゆるく、細く、なんとなく。。

いろんな形でみんながつながりあえる。

私も人の間で生きてるからその中で

何か役にたてることがあればお手伝いしたい。

そんなふうに思っている。


さあ、夕食。

おじいさんか、おばあさんが冷やし中華の袋を机に置いていた。

何も聞いてないけど。これにしようって、なかったので

それにした。

具は、胸肉を蒸したもの。トマト、ゆで卵、きゅうり、ハム、もやしのナムル

ぐらいかな。

おじいさん、おばあさんは白ご飯もいるな。



*ホタルブクロ

あかむらさきのカラーもある。

 

そろそろ、ほたるの季節。

では、ないだろう。

もう少し先だよな。蛍は。


コロンとして、ぷっくりかわいいはな。



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