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聖なるズー 濱野ちひろさん

昼寝前に本を読むつもりだった。

でも、結局

読書で終わってしまう事が多い。

要は面白すぎて眠れないってことです。

数ある中の1冊を紹介したい。


聖なるズー。

きっかけは清水さんのフェミ本にあった紹介。

その題名をたまたまおぼえていた。

出会いは北栄町の図書館。


ズーってたしか動物園のことかいなあ。

聖なる動物園かあ。

なんて気楽に構えてたら全然違った。


私には愛がわからない。

という一文から始まるプロローグからは

想像もできない展開。


ズーとは動物性愛者のこと。

つまり動物とセックスする人たち。

これは精神医学では病気。

性科学者では性的指向の一つとして

解釈されている。


作者の濱野さんとズーとのご縁は、

自身の壮絶なDV体験からだった。

彼女はドイツに飛びズーといわれる人々の

家に泊まり込みインタビューをしていく。


犬を妻にしている男性。

そして、動物性愛擁護団体「ゼータ」の紹介や

動物と自然に始まるセックスについて、


動物をかわいがるとは、性欲のケアもふくまれるんじゃない?

という問いかけ、


犬が誘ってくる様子やしぐさ、

とか、びっくりこっこな内容だった。


動物の性なんて、正直考えもしなかった。

我が家のコンちゃんは去勢している。

金玉ないのだから発情しないだろう。

はい、おわり。

にしていた。


けれど、おわりでないこともわかった。

フランスでは犬用のセックストイがあるらしく、

びっくりの連続。


性や生殖は人間だけの特権でなく

繁殖していくものには必須。

なのに、ないものにしていた自分がいた。


作者の濱田さんはズーという存在を通して、

セックスや愛を考えたいという目的があった。

その着地点はいかなるものかは

わからない。(一応論文はかいとんなる)


これをよんで思ったことはいっぱいある。

その一つに、

ひとっておもしろいなあ、

命ってすごいな。

性や生殖って思った以上に世界が広くって

宇宙みたいだなとおもった。


そして、言葉にならないコトバを感じ取り

気持ちを通じていく世界。


それは人間と人間の関係性と同等か

中にはそれよりも

聖なるものかもしれない。


何が良くて、悪いか。

その基準は誰が何のために作ったのか。

実は根拠っていい加減なものかも。


正欲(朝井リョウ)もよかったけど、

この本も手元に置いときたいぐらい、チョーよかった。


よかったという単純な言葉でしか

いえないのがつらいけど。


さっき、またつれあいと喧嘩して

腹が立ったので思いのたけをぶちまけて

ここにきた。

そして、親愛なるこの本を思い出していたら、

喧嘩がちっぽけに思えた。


そろそろ、夕食にしようと思う。


夕飯

鶏肉と茄子のトマト煮込み

トマトのきったの

つけもの

昨日の酢の物

ももの煮たの



*ユキノシタ


庭の山側の斜面に

びっしりとくっついている。

山ほど効用がある薬草。

そして、かわいい。

なでたくなるようなはっぱ。

この頃葉っぱラブ。

周り中葉っぱだらけなので、

幸せ者だと思う。



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