先日、親子会で大好きな
若杉山へ。
その時の1枚。
顔を近づけるとほのかに
よい香り。
ほおずりしてしまった。
彼岸花が咲くころは、
我が家の樹齢100年は超える
金木犀も小花が全開。
そして秋晴れのようなすっきりとした、
それでいて柔らかい日差しのような、
なんとも形容しがたい芳香をふりまいてくれた。
秋は匂いがあふれてるような気がする。
そんな秋晴れの午後、
初のえんとりーサポーターに挑戦した。
えんとりーとは出会いをサポートする会。
友人にすすめられ、正直気が乗らないけど登録した。
約束の時間に、
喫茶店の個室へ。
本来ならば、15分程度で退席。
けど、結局1時間以上3人でお茶していた。
何を話すって、
私たち夫婦のことや、
政治のこと、
リプロのこと、
学校での講義内容のこと
(性的同意や対等とか)
今かなり関心ありの映画のこと
(福田村事件、月)
まあ、私が話したいことを2人に話した。
もち、彼のことや
彼女のことにも意識して
時間をとったつもりだ。
帰り際、
ばか、ひさこ。
かえれよ。
ばか。
おめーがでしゃばって
どうするんじゃ。
・・・。
頭の中でこれらの言葉が
渦巻いていた。
ああ・・・
夕飯を作りながら。
風呂に浸かりながら。
やっちまったな・・・。
と反省しきりだった。
携帯から通知音がした。
恐る恐る開く。
な、なんと成立。
そして、リップサービスかもだけど
あのとき、
いてもらってよかった
と書いてあるではないか。
近頃感じたことのない
安堵感が広がりひとりガッツポーズ。
よかった。
ほんとよかった。
そう叫びたかったけど、
夜なんでやめた。
まあ、考えてみれば
つれあいのとの関係がそんな良好でもない
私が人のお世話なんて。
あんた、どの口がいっとるんじゃ。
そう、もう一人の私が毒づく。
確かに、その通り。
そして思った。
よいご縁がほしい。
そう願ってるカップルと話してると、
若かりしころを思い出す。
東京ー鳥取で遠距離してた時
私は夜勤に手紙を書いていた。
つれあいに向けて。
その数は片手では持てないほど。
今から思えばよく書いたものだ。
かなりこそばゆい。
若さのなすもの。
いっしょにいたいなあ。
これから先、ご飯をいっしょに食べような。
そんな内容だったな。
2人で食べ始めたご飯が
3,4,5,6,そして7人になった。
そして月日は流れ
7,6,5,4,3人となった。
しばらくは3人だが
また2人になる予定。
なつかしき思いでたち。
失敗続きだけど、
かけがえのない時間を一緒に過ごしたんだな。
このひとと。
そう思うとジワーンとあったかいものが
広がった。
誰かのために、
2人のためにと思って引き受けたサポーター。
けれど、彼、彼女からいただいたお土産は
けっこう大きくって深いものだった。
さてと、
今夜はヒレカツにしよう。
冷蔵庫で眠ってるヒレを揚げて、
キャベツをシャカシャカきって、
シジミの味噌汁にしよう。
なぜかかぼちゃが食べたいんで、
こっくりと煮るかな。
今日も最後まで
お読みいただきありがとうございます。
寒くなってきました。
季節の変わり目。
あたたかくお過ごしください。
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