好きが教えてくれること
- まきたひさこ
- 2024年6月16日
- 読了時間: 2分
アジサイの季節がきた。
我が家のアジサイたちは
みてよ、みてよと咲き誇っている。
やっぱ、アジサイすごい。
アジサイ大好き。
好きといえば
「虎に翼」と「燕はもどってこない」。
相反する内容のドラマに今、はまっている。 ともにNHK.
ヒトとしての権利を勝ち取っていく物語と
ヒトとしての権利を搾取される物語。
燕のほうは代理母が物語の真ん中にある。
自分で決めた代理母。
でもその自己決定の背景には
貧困がある。
コンビニのおにぎり一個買うのに
躊躇するようなそんな生活がある。
同じ女性だからって
その背景によっては
遺伝子の奴隷になり子宮を買う側。
性的な搾取により
人権を蹂躙されるにもかかわらず、
卵子や子宮を差し出す側。
に分かれてしまう。
する側とされる側、人生はいろいろだな。
私ももしかしたらされる側にいたかもなあ・・
と思ったり、
どうしても子供が欲しくって
じぶんで産めない時に
お金があったら(幸にも不幸にも)
搾取する側にまわったかもなあ。
私はリプロ(性と生殖の健康と権利)の
プロを自認している。(かなり未熟だけど)
なので
ビシバシと迫ってくるものがあるこのドラマ。
実は原作本(桐野夏生)を
以前読んだ時に
こたえの見つからない
なんとも不時着したような
もやる気持ちを感じたことを思い出す。
作者の桐野さんをインタビューした記事の中に
「わたし、アンフェアネス(不公平)が嫌いなんです。」
と言い切っていたのも鮮明に思い出す。
100年前の日本を背景に始まった虎に翼。
燕と虎を見ながら思う。
ああ、100年たっても
アンフェアネスは形を変えて
依然身近にあるんだな、と。
7時を過ぎた。
さて、風呂でもためてゆっくり
沈もうと思う。
夕飯
茹で鳥の胡麻らっきょソース
千切りキュウリときくらげ
ニンジンとトマトの卵スープ
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。
実は早朝から学校の奉仕作業があって、
その後自宅の草刈りまでしちゃって
ヘトヘトなんです。 7時台には目がシャットダウンです。
みなさん、つかれたら睡眠です。
では、おやすみなさい。
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