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執筆者の写真まきたひさこ

勲章 or 烙印









やっと寝てくれた。

おんぶで外を歩きそのまま

寝てしまった。


そこから寝かすまでが一苦労だった。

まずはよつばいへ

そして手足を伸ばしてうつぶせへ。

そしてごろりとしたのがこの写真。

今さっき帰ったが

ぐったりだったなあ。

でも、またおいでよ。


ドラマ、「燕はもどってこない」が

終ってしまった。


人間の欲の深さ・・

出産・赤ちゃんのビジネスを通して

人は産む機械にはなれないし、

これがまかり通れば、

家族も社会のありようも

大きく変わってしまう。


仕方ない・・と思っていたことが

お金や技術で

なんとかなるようになるってことは

よい反面、やばいことにもなるんだな。

生殖の世界も例外ではないことを

突きつけたドラマ。


感じたことは多々あるが、

中でもドキッとしたことがある。


私たちは新米パパ教室でも、

いのちの大切さ伝え隊での講座でも、

帝王切開の傷に対して

『勲章』のワードを使う。


ずっと、そう思ってきたので

そのことを疑ったことすらなかった。


けれど、

この番組ではスティグマ(烙印)と

いい放った。


ストレッチマーク(肉割れ)や

帝王切開の傷は烙印。


ショックと同時に

そうかもなぁ・・・

と、思った。


命は神々しく、

その命を産み出す女性はマリア様。

まさしく勲章だ。


様々な理由で(主人公のりきのように)

産まざるを

えなかった女性にとっては

烙印がしっくりくる。


ライターのヒオカさんは

生殖は究極の不平等だ

と、宣言しているけど

ウーン・・・と唸ってしまう。


そもそも、なぜに私は烙印にショックを受け

ヒオカさんの言葉にうなるのか。


助産師がいのちの大切さを話すことは、

お産のことを語ってなんぼ。


そのことが、

自分でも思った以上に

産むことを良しとするバイアスに

からめとられていたのでは。


産む産まないはあなたが決めていい

と、いいながらも

リプロの専門家といいながらも。


偏見は持ちたくない、

差別はしたくない。

そう思いながらも、

一見、善意にみえる偏見を持ち

そのことにすら自分で気づけなかったということだ。


きっとこれまでも

やらかしてるな。

ああ・・・

とは思うけど、人生失敗から

何を学ぶか。


そして、偏見をもってた自分に気づけたこと。

そこは褒めてあげたい。

よくやったと。


そういうことで、 おやすみなさい。


夕飯

さざえのつぼ焼き

ピーマンのナムル

むらさき玉ねぎの酢の物

もも肉の塩こうじ焼き


はい、今日も最後までお読みいただき

ありがとうございます。

寝ます。








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夏ですね

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