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執筆者の写真まきたひさこ

ヘルスケアとしての中絶。

ニャア~・・。

極力爪を引っ込めた肉球で顔をなでてくる。

耳元で猫なで声。

頼むからあっちにいってよ。

布団をかぶっても鳴声が続く。


仕方ない。

休日にしては早い7時の起床。


うだうだして時間が過ぎ

あさイチの大仕事(乳児訪問)にいざ出陣し、帰宅。


さてと・・・パソコンを開く。

Googleカレンダーには予定がそこそこ入っている。

今週は3連ちゃん講義が待ってるので

気合が入る。

スタートは短大1年生。

高校、それ以上には予期しない妊娠や関係性を必ずをいれている。


産む、産まないを自己決定できる権利。(リプロ)

でも、権利としてあっても産まない場合

やっぱり自分を責めてしまう。

人口妊娠中絶。

産んであげられなかった命。

自責感。

悪い女・・・。

様々なスティグマ(汚名、烙印)


けれど、そんなに責められることなのか。

誰が、

何のために責め立てるのか。

倫理上?


うーん、管理や支配したいから?

だれが?


家父長制度から続く性別役割分業の残骸が息づくこの

社会や構造から?

オトコの中の一部?


医療者として関わった頃、中絶する人に対して

責める気持ちはなかった。

でも、かわいそう・・・と思った。

権利だから、大丈夫。

あなたは悪くないよと言ってあげられなかった。

でも今は言える。

ヘルスケアとしての中絶なんだってことを。


妊娠や出産は女性の体の上で起こる。

時には命がけの一大イベント。

そんなリスクを背負うのだから、やっぱり決めるのは女性。

その自己決定は女性の健康を守る権利そのものだ。

そう思う。


女性の健康。

そしてどう生きるか。

リプロをもっと深く知りたい。


予期しない妊娠の背景には何があるのか。

避妊とも深くかかわるよな。

さて、どうやって、切り込んでいくか。


この山奥から私は何が発信できるのか。

ウーン、ウーン、うーん、の日々は続く。


夕食はお好み焼き みそ汁

私は大根おろしが食べたかったので

ご飯、ネギ多量、食べるごま油を2周

シラス多量に大根おろしをのせて

醤油をかけた。あっさりよかった。



*窓からの景色


もみじがすっかり紅葉した。

遠くに臨む山々も

パッチワークのようにカラフル。


この葉っぱがヒラリ、ヒラリと

散っていくんだろうな。

真っ白い世界もいいけど、

寒いのがなあ・・・。





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