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執筆者の写真まきたひさこ

ジェンダー・クライムを読み終えて











金曜日の夜から土曜日の夕方まで

孫ちゃんのお守りだった。

たいていは大丈夫になったけど

やっぱり寝るときは

ママ―ママーで涙・・。


またもや隣では寝息のおっさん。

・・・。

結局私の就寝は12時。


翌日、なぜか孫ちゃん目覚めは5時。

1時間ねばって起床


ということで土曜の夜は

8時ごろ就寝。


翌日は7時に目覚め、

それから13時までひたすら字を追った。


と、いうことは

17時間も私の膀胱は頑張ってくれたということだ。

途中、腰が痛くなり(本当にやばいくらい痛かった)

あっち向いて、

こっち向いてを何回も繰り返した。


本を持ち上げる手が

どうやったら疲れないか

肘をついてみたり

浮かせてみたりの試行錯誤の6時間だった。


そこまでして引き込まれた小説。

ジェンダー・クライム 天童荒太


後半は涙腺崩壊。

今でも思い出すとウルウル。


ジェンダークライムとは

性にまつわる犯罪のことをいうらしい。


これは、集団レイプ事件を発端とする犯罪の連鎖を

様々な角度から描いた小説。


実在した事件(Black Box 伊藤詩織著)

がほぼ忠実に織り込まれ、

とんでもなく悲惨な内容で負の連鎖が

これでもかと描かれていた。


けれども、この現状に抗っていく強さや

連帯の深さ。

プラスの連鎖もありうる

希望や喜びが

この本からのギフトだった。


だから私は悲観なんかしない。

モヤっとした曇り空から

雲間から何本も光が差し込んでる感じ。

ありがとう、天童さん。


ちなみに、

つれあいは雨の降る中、地域の草刈りへと

7時ごろには出かけたらしく

びしょぬれで帰宅。


シャワーに入ってさっぱりとして

冷蔵庫にあった昨夜の残り物の

冷やし中華を食べていたときに

私は2階から降りてきた。


よお、遅いおはようですな。

嫌味ったらしくではなく、

さわやかに言い放ち、

うん、はまった。(本に)

と、返答。


机にカップ麺が大量に置いてある。

どしたの?

と尋ねると

朝から降りてこない私を案じて

おじいさんが

これを食べるようにと

置いていったらしい。


お母さん、なに食べればいい?

とムスメは部屋にきた。

たしか、12時ごろだったな。

その時小説は佳境に入っており

もうちょいしたらおりるけ、

お湯でも沸かしといて。

と、とにかくでていってほしくて

思いつくことをいい、追い払った。


そこから1時間もお湯は沸き続けて

いたらしい。


結局ムスメのランチは納豆卵かけご飯と

どん兵衛でお湯は役立ったようだ。

私は納豆おろし大根と昨日の餃子スープ。


せっかくあんなに感動したのに、

あの余韻にもう少し浸っていたかったのに、

階段を降りると

現実にもどされてしまった。


ちぇっ、って感じだったけど

まあ良しとしよう。


この本は今年のベスト3(私の)

にはいると思う。

間違いなく!


夕飯

揚げだし豆腐

牛のたたき

トマトの紫玉ねぎマリネ

カボチャのマリネ

なんか知らん魚の卵を煮たの

もやしのお汁


今日も最後までお読みいただき

ありがとうございます。

毎日暑さよりも湿度に参っています。

こんな時期は脾(消化器)が疲れます。

マッサージ、食養生、

どうぞご自愛ください。






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夏ですね

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