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執筆者の写真まきたひさこ

アンガーマネージメント

息子と喧嘩した。

私を怒らせると弁当がないとわかっているだろうに、ふっかけてきた。

つれあいと、小学生の娘だけに作った。


むすっと起きてきて、こぜりあい。

息子のお弁当をがないことを知ったつれあいが自分のぶんを

持たせた。

はあ?

大きくため息。


娘の送迎をつれあいに頼み、

コンちゃんさんぽ行こ。

その場をすばやく離れる。


誰もいない山道。

時々大声だしながら走るもんだからコンがびっくり。

とりあえず走る。


ずっとは続かないから後半戦は、たらたらいく

時々コンが草を食べるのでひと休憩。

思いついて目を閉じ深呼吸。

深くゆっくりと身体に空気を吸い込み

倍くらいの時間をかけて吐き出す。

嫌なもの、黒いもの、を吐き出すような気持ちで。

それを、数回繰り返した。

そして目を開け、また目を閉じる。

かぜや、草刈り機や車の音をはるかにききながら

しばらく・・・といっても数分だけど。

なんちゃって瞑想


帰ると、誰もいない。

1人アボカドパンを作り、ほうじ茶ラテを作り食す。

おちょやんみながら。


怒りのエネルギーはすさまじい。

ときには、命がとられてしまう。

人生が狂ってしまう。

負➡正へ転換できればどんなに楽か。


今回は、ため息をつき離れるという行動をとったが、

あれは、英断。

あの場面の空気感はよどみ一触即発だった。

でも離れることで世界の広さを再確認し、

負の縛りから解放された。


あざみが咲き始め、シャガ(花)が群生し、むしが飛ぶ。

サギが飛び立ち、カラスが鳴く。

世界の美しさに救われる。


怒り以外に疲れや悲嘆、恐怖のときは、周りが見えない。

私の中の基準として

世の中が美しく見えない時、

感謝できないときはやばいときだと思っている。

何かあっても、竹のようなしなやかさと柔軟性を持ち合わせたい。


アンガーマネジメントの本が出版され企業研修に盛り込まれるようになった。

怒りのコントロールがもたらす恩恵が評価されているのだろう。


昼間つれあいからラインがきた。

自分で弁当作ったと写真が添えてあった。

私たちがさんぽに行った後、おかずを適当につめこんだみたい。

できるじゃない。・・笑えた。


夕食は息子を交えつれあい、娘とたべた。

大盛のご飯、オムレツ、サラダ、トリカワ、

私の2倍くらいの量をドンドン胃袋におさめていった。


国と国でも民族と民族でも喧嘩はある。

今も昔も。

喧嘩をしないことが平和ではないけど

まずは、私の心身の平和。そこからだと思った。


*私の平和の一つ。山登り。

 なぜか、岩の上で空手のポーズを決める娘。???








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