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執筆者の写真まきたひさこ

だいじ、だいじ。


少しまえのこと。


お客様、

こちらで商品をお預かりしましょうか。

プレゼントですか。


贈り物にしたいけど・・。

ではお包しましょうか。


でも・・時間ないんでいいです。

では、包装用の一式をご用意します。


このチョコレートの期限は

○年○月までとなっております。


順不同だが

たしかこんな感じだったと思う。

流れるように自然に相手を気遣う言葉を

受け取った。


若者向きの雑貨を取り扱う

こじゃれたお店。


ご注文をお伺いしましょうか。

入店してお水が運ばれしばらくして

年配の女性がきた。


その時、レジには2人ほど

会計待ちしていたので、

そちらを先にどうぞ。

と伝えた。


いえいえ、だいじょうぶですよ。

どうぞ、ご注文なさってください。

とやわらかく笑顔といっしょに返ってきた。


以上2つのお店での対応は

文字にすると、

たいしたことじゃあないというか

店員なら当たり前だとも思う。。


でも、

こんな当たり前がないお店って多い。

だから、

店を後にしたときに

ああ、いい店だったなあ。

また来たいなあ。

そう強く思った。


共通してるのは、

コトバが丁寧で、ゆっくり。

大事にされた感が半端ない。


春先に八百屋さんでイチゴを

買おうとひとパック300円くらいかな、

それをもってレジに向かった。


店員さんは私を一目見た。

けれど、果物の詰め合わせを頼んでる

おじさんとおばさんへの対応に終始していた。


全くの無視。

順番なのはわかる。

安いイチゴひとパックなのもわかる。

でも、でも私がもし店員だったら


詰め合わせをまってる

おじさんたちに一言、

こちらのお客さんの会計を済ませていいか

たずねる。(すぐ済むんで)


もしくは誰かを呼びに行く。


もしくは、もう少し時間がかかるけど

時間は大丈夫かをきき、

大丈夫ならもう少し(できるだけ具体的に)

お待ちくださいと言葉をかける。

無視はしない。


私はたぶんあの店には2度といかない。

そう思うな。


医療はサービス業。

常々そう思ってきた。

そうでないと思ってる医療者もいるけど、

私はそう思う。


対象への心配りや、配慮。

気持ちよく買い物したり、

食べたり、

一瞬の関わりかもしれないが

その対応一つが商品で

モノや食事の価値に含まれてしまう。


やっぱり、

大事にされた感。

これなんかなあ。


不器用であっても

気持ちが伝わるスキルを駆使するのが

プロじゃないか。


人として大事に扱ってくれる。

その手段として最低限、

コトバ使いや速さ

笑顔、はマスト要因だと思う。


私は自分が受けた心地よさを

また誰かにしたいなあと思う。


反対に自分が受けた嫌なことは

なるべく自分で最後にしたいとも思う。


たいしていい人間でもないが

少しはいい人になりたいんで。


夕飯

焼きそば(タコ入り)

昨日のナスと肉みそ

トマトのサラダ










*オレンジのはな


畑に咲いていた。

栽培種の金魚草とは

違うけど、

この花もキンギョソウと言われる。

確かに金魚と言われたら

そうか・・とうなづける。

草むらでひときわ目立つ

オレンジだった。


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