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執筆者の写真まきたひさこ

「無縁遺骨」におもう

昨日の新聞に

「無縁遺骨」6万柱保管

    自治体、引き渡しなく


いろいろ思ったうちの一つが

遺骨の数え方。

ひと柱、ふた柱・・

ググった。

どうも日本では死者を神格化する風習があり

このような呼び名らしい。


そういえば鬼滅の刃に柱がでてきた。

確か、神様をさしていたような・・。


次に思った。

6万も引き取り手がないの???

身元不明ってことだろうか。


読み進めていくと

約6万柱にうち9割に当たる

5万4千柱は身元確認ができた。

けれど、引き取りてがみつからないらしい。


どうも

親族らが引き取りを拒否ってると

紙面にはあった。


ほう・・・

無縁社会

このフレーズが頭をかすめた。


無縁社会

無縁死

無縁遺骨


砂漠。

ひゅるるーっと風に

舞い上がる砂。

殺伐とした風景が広がる。

そんなイメージ。


なんでだろうか。

と思いを寄せた時に

「迷惑をかけたくない」

これが、無縁を加速してるような

気がする。


そりゃ私だって周りに

迷惑かけたくないし

かけられたくない。


でも、

誰一人、迷惑をかけずに生きてきた人なんて

いないはず。


今の私は

無数の迷惑の交換で

存在する。


まあその大、小はあるけど。

でもお互い様。


迷惑かけられても仕方ないし、

自分も次は誰かの

迷惑になるかもだし。


なんでやっぱ

お互い様。

そういう着地点に至った。


だから、威張ってとはいわないも

迷惑かけていいと思う。


こんな考え方は

迷惑だろうか・・?


無縁遺骨は

一定期間保管しても

引き取りてがいないと

合葬したり

海洋散骨するみたいだ。


狭くて暗い

石の箱よりも

いのちのうまれた海に

帰っていく。


そんな消え方もいいな・・

と、思うのはきっと私だけではないと思う。


夕飯


春巻き(春雨、豚肉、たけのこ、小松菜)

味噌汁












*藤の花


先日の花湯祭りでの

陣所で引っ張った綱は藤のかずら(茎)を

編んだもの。

やさしい芳香と

気品あるムラサキ。

この花を使ったお酒も

あるらしい。





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